1.略歴 2.博士論文タイトル 3.研究分野 4.研究実績
北舘 佳史 Kitadate Yoshifumi / 博士(史学)
1.東京大学卒、中央大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程修了(2011) / 中央大学文学部 講師
2.「12,13世紀のポンティニー修道院領の展開と在地の社会」(中央大学、2012年3月学位授与)
3.西洋中世史、フランス農村史、教会史
4.「ポンティニー修道院領における空間の再編成」『大学院研究年報』40号、2010年
「12世紀のポンティニー修道院と近隣の司教達」『論究』43-1号、2011年
「13世紀シトー会の書簡コミュニケーション ポンティニーの定式集の分析」『西洋中世研究』8号、2016年
鈴木 直志 Suzuki Tadashi / 博士(史学)
1.中央大学卒、中央大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程退学
/ 桐蔭横浜大学法学部教授を経て、現在本学教授。
2.「近世ドイツにおける軍隊・国家・社会とその変容-「広義の軍事史」の射程と可能性-」(中央大学、2013年3月学位授与)
3.ドイツ近世史・近代史、ヨーロッパ軍事史
4 『ヨーロッパの傭兵』 山川出版社 2003年
(翻訳)ヨハネス/ブルクハルト「平和なき近世-ヨーロッパの恒常的戦争状態に関する試論」、『桐蔭史学』(上)8巻2号
2002年、(下)13巻1号 2006年
三浦 麻美 Miura Asami / 博士(史学)
1.上智大学卒、中央大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程修了(2012) / 中央大学文学部 講師
2.「聖人崇敬と聖人伝から見る13世紀-テューリンゲンの聖エリーザベトをめぐって-」(中央大学、2013年3月学位授与)
3.中世ドイツ、聖人伝
4.論文
「テューリンゲンの聖エリーザベトの列聖と教皇グレゴリウス9世の政策」『中央大学大学院文学研究科 研究年報』第33号、2004年、85-100頁。
「聖人伝研究とその問題点-『テューリンゲンの聖エリーザベト伝』を通して-」『中央大学大学院論究 文学研究科篇』第39号、2007年、1-13頁。
「アポルダのディートリヒ『聖エリーザベト伝』ー13世紀末の聖人伝に見る婚姻と寡婦ー」『西洋史学』236、2010年、20-38頁。
「MobilesとImmobiles―アポルダのディートリヒ『聖エリーザベト伝』に見る13世紀の財と施し」『中央大学人文科学研究所人文研紀要』74号、43-66頁。
報告
「テューリンゲンの聖エリーザベト崇敬-13世紀フランシスコ会士による伝記から-」歴史学研究会 ヨーロッパ中世史近世史部会、2004年10月30日
「13世紀の聖人伝-テューリンゲンのエリーザベト伝の変化を通じて-」中央大学人文科学研究所、2006年3月20日
「アポルダのディートリヒによる『聖エリーザベト伝』-13世紀末の聖人伝を考える-」第58回日本西洋史学会、2008年5月11日
「構造から見る聖人伝」西洋中世学会若手交流セミナー、2009年10月11日
「ドミニコ会士アポルダのディートリヒの世界ー『聖エリーザベト伝』『聖ドミニコ伝』成立の背景ー」教会と社会研究会、2010年5月22日
「「聖エリーザベト」の誕生と発展―13世紀の聖人伝に見る列聖と移葬―」西洋中世学会第4回大会、2012年6月23日
その他
書評”Caroline Walker Bynum, Wonderful Blood: Theology and Practice in Late Medieval Northern Germany and Beyond”
『藤女子大学キリスト教文化研究所紀要』11、2010年、139-144頁。
飛鳥馬 一峰 Asuma Kazutaka / 博士(史学)
1.東洋大学文学部史学科卒、東京都立大学大学院人文科学研究研究科史学専攻修士課程修了、中央大学大学院文学研究科
西洋史学専攻博士後期課程修了(2018) / 中央大学・東洋大学非常勤講師
2.「13世紀前半都市ローマ及び中部イタリアにおける教皇権」(中央大学、2019年3月学位授与)
3.中世イタリア史、教会史、教皇史
4.論文
「盛期中世における都市ローマと教皇―協定(1188,1235年)に見る両者の関係」、『中央大学大学院文学研究科 研究年報』第37号、2007年、9-26頁。
「教皇グレゴリウス9世の「教皇領」内移動と滞在都市」『中央大学大学院文学研究科 研究年報』 第42号、2013年、35-52頁。
「13世紀前半「教皇領」内における都市ローマ出身のポデスタ」『人文研紀要』 第75号、2013年、255-283頁。
報告
「13世紀前半の教皇と都市ローマの関係~教皇によるローマ往還の検討を通じて~」白山史学会第35回総会、2006年6月24日
「13世紀前半の教皇の移動と「教皇領」内の都市~教皇グレゴリウス9世のペルージャ滞在を中心に~」関西イタリア史研究会、2009年7月19日
「「13世紀前半の都市ローマ出身のポデスタ」(ポスター発表)、西洋中世学会・若手交流セミナー、2009年10月11日
「中世説教史料/研究と分析手法の可能性―盛期中世の他史料への応用も視野に―」白山史学会第12回月例会、2010年1月23日
「13世紀前半ペルージャにおける都市ローマ出身ポデスタ」、比較都市史研究会第398回例会、2010年4月17日
※報告を掲載。『比較都市史研究』 第29巻1号、2010年6月、10-11頁。
「盛期中世の教皇庁周辺における「ローマ」意識の一端」(ポスター発表)西洋中世学会第5回大会、2013年6月23日
「中世における「教皇領」の変遷:ローマ教皇(庁)の領域意識と政策」中央大学人文科学研究所公開研究会、2014年11月4日
「Patrimonium S.PetriからTerre Ecclesieへ:13世紀前半における教皇(庁)の領域意識の変化と政策」白山史学会第44回総会、2015年6月27日
「教皇不在のローマ:中世盛期都市ローマとその周辺における教皇代理の活動」東洋大学人間科学総合研究所若手研究者支援研究チーム「首都における権力の比較史」公開研究会、2016年3月26日
「中近世「首都」における権力:イタリアと日本における事例からの比較」(ポスター発表)第66回日本西洋史学会大会、2016年5月21日/22日(功刀俊宏と共同発表)
「中世盛期都市ローマにおける都市エリート層‐Foschi de Berta家とConti家‐」東洋大学人間科学総合研究所若手研究者支援研究チーム「首都における権力の比較史」公開研究会、2017年3月25日
「教皇不在時の都市ローマ―12世紀から13世紀中葉の教皇代理とその活動―」第68回日本西洋史学会大会、2018年5月20日
「中世の叙述史料における教皇の死に関する描写:サリンベーネ・デ・アダム『年代記』から」中央大学人文科学研究所公開研究会、2019年3月12日
「修辞学者ボンコンパーニョ・ダ・シーニャの著作にみる「都市ローマ」と「ビザンツ」」第17回日本ビザンツ学会大会、2019年3月26日
-c.その他
「(例会報告)13世紀前半ペルージャにおける都市ローマ出身ポデスタ」『比較都市史研究』 第29巻1号、2010年6月、10-11頁。