Calton Hill, Edinburgh
西洋史を学びたい皆さんへ
日常生活のささいな事柄から国際社会の大事件にいたるまで、その一コマ一コマに私たちは過去の刻印をみることができます。史料を手がかりに想像力を駆使しながら過去に遡る営み、それが歴史学です。私達は、学生・院生とともに無限に広がる歴史の世界の探求につとめています。
古代オリエント・西洋世界を中心に、世界各地域や国々の政治・経済・社会・文化を歴史的な観点から学びことができます。 西洋の歴史を学ぶことは、現代のグローバル化する世界の成り立ち、仕組み、諸問題を理解するために重要です。
専攻のさまざまな授業を通して、学生の皆さんは歴史の研究書や史料を分析するスキルや方法を深く学びます。さらに歴史研究の実践を通して、多様な情報や考え方を整理し、自分の意見や見方を明確かつ論理的に示す能力を身につけることができます。卒業研究では、各学生が選ぶテーマを深く掘り下げる論文の執筆に取り組みます。
専攻の特色
西洋史学専攻の特色は三つにまとめることができます。
①入学から卒業まで西洋史を一貫して学ぶことができること。
②扱う時代と国を別にする専任教員が4名(古代オリエント史、中世フランス史、近世ドイツ史、近代イギリス史)と20名近い兼任教員がおり、学生・院生のそれぞれの関心に応じてきめ細かく対応できること。
③参考文献の完備した共同研究室があって学生・院生はそこを勉学の場として自由に活用し、また教員と日常的に接することも可能であること。そのような設備も他大学ではあまり例をみないものです。
共同研究室
中央大学文学部では、各専攻の共同研究室にそれぞれ図書室がもうけられています。西洋史共同研究室(3号館の7階にあります)は、教員だけでなく学生・院生も利用できる共同のスペースです。
大型辞書や各種辞典類も揃えているので自習の場所として最適です。DVD、ビデオなど映像資料の視聴も可能です。演習室は、学生・院生も自由に利用できます。本の借り出しも可能です。「書斎」としておおいに活用してください。
共同研究室には2名の室員がいます。研究室の利用の仕方や図書の借り方など、まずは室員に聞いてみてください。二人とも西洋史の卒業生ですから、西洋史の勉強について、大学での生活について、いろいろと皆さんの助けとなってくれるはずです。
杉崎先生による共同研究室の紹介はこちら。
詳しい利用案内はこちら(中央大学図書館のページ)をご覧ください。
研究室に直接お問い合わせいただいてもかまいません。
開室時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
9 : 00 – 17 : 00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯(12 : 00まで) |
夜間開室 17 : 00 – 20 : 00 | ◯ | ◯ | ◯ |