1.研究テーマ 2.修論タイトル(修士の場合はテーマ) 3.研究実績
◆博士後期課程(ODを含む)
青島 忠一朗 AOSHIMA Tyuichirou
1.アッシリア学 紀元前1千年紀のアッシリア(新アッシリア時代)の研究。
現在のテーマは新アッシリア時代の王碑文における反乱記事の分析。
2.「アッシリア王碑文における敵の描写-サルゴン朝を中心に-」(2004)
3-a.論文
「シュメールにおける聖婚儀礼再考」、豊田浩志編『神は細部に宿り給う』南窓社、2008年、9-22.
Die Datierung der drei Feldzüge Šamši-Adads V, in NABU 2014/4, 148-149.
「新アッシリア時代の王碑文における王の自己表象の変遷‐「前史」の考察を手がかりに‐」『オリエント』57/2、2014年、16-28.
-b.報告
「アッシリア王碑文における敵の描写」(2004年 オリエント学会)
安藤 香織 ANDO Kaori
1.近代ドイツ史。特に第二帝政期プロイセンにおける教育史
2.「19世紀末ドイツ・プロイセンにおける中等学校改革と文部官僚フリードリヒ・アルトホーフ-1900年の学校会議を
中心に-」(2005)
3-a.論文
「文部官僚フリードリヒ・アルトホーフの初期中等学校改革構想」、教育史学会『日本の教育史学』第50集、2007年
Manfred Heinemann/ Kaori Ando (2015): Bildungsrecht und Bildungsverwaltung im Föderalismus und Partikularismus der Provinzen
des konstitutionellen Obrigkeitsstaats Preußen. In: Föderalismus in historisch vergleichender Perspektive. Bd 2. Föderale Systeme:
Kaiserreich-Donaumonarchie-Europäische Union, Nomos Verlagsgesellschaft, Baden-Baden, S.47-97.
-b.報告
「文部官僚フリードリヒ・アルトホーフの初期中等学校改革構想」、教育史学会第50回大会、2006年
-c.その他
「比較教育社会史研究会2006年春の大会に参加して」、比較教育社会史研究会『比較教育社会史研究会通信』
第5号、2006年
共訳、マンフレート・ハイネマン「子どもはつねに被害者だ-「戦争っ子」の体験世界とその記憶-」、
對馬達雄『ドイツ-過去の克服と人間形成-』、昭和堂、2011年、295-330頁。
木村 晶子 KIMURA Akiko
1.初期中世アイルランド
2.「聖女ブリギット-中世初期アイルランドの理想的女性像に関する一考察-」(1999)
※国際基督教大学大学院比較文化研究科にて提出
「中世初期アイルランドにおける女性観と聖母マリア-聖母マリアの世俗法的解釈-」(2004)
※東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻にて提出
‘The change in burial practice from pagan to Christian in early Ireland’(2008)
※University College Dublin,in the College of Arts and Celtic studies
3-a.論文
「マナッハ(manach)に関する研究動向―初期中世アイルランドの修道院教会に属する俗人集団をめぐって―」、
『論究』Vol. 42, No. 1、文学研究科篇(2010年2月)pp. 21-31.
「『アダムナーン法』の公布目的の再検討」人文研紀要第75号(中央大学人文科学研究所、2013年)pp. 195-227.
-b.報告
「初期中世アイルランドにおける女性の社会的位置づけ―世俗法と教会法から―」アイルランド研究年次大会、2003年
「『アダムナーン法』と中世初期アイルランド社会」(共同発表)、日本アイルランド協会・歴史研究会(例会)、2005年7月9日
「初期中世アイルランドにおける埋葬地移動についてー異教からキリスト教墓地へー」日本ケルト学会・東京研究会、
2008年2月16日
「初期中世アイルランドにおける墓地の機能とその発展」日本アイルランド協会・歴史研究会(例会)、2008年7月12日
「初期中世アイルランドの教会墓地」 、史学会第106回大会、2008年
「アダムナーンによる「女性のための法」公布の目的に関する一考察」文部科学省科学研究費補助金(基盤研究B)
「中世ブリテン諸島における教会組織の再検討」第1回研究会、2009年6月12日
「初期中世アイルランドの教会組織ー教会従属俗人manachと教会共同体をめぐってー」文部科学省科
学研究費補助金(基盤研究B)「中世ブリテン諸島における教会組織の再検討」第2回研究会、2009年9月3日
「初期中世アイルランドの教会組織-manach/manaigと教会共同体をめぐって-」西洋中世学会・若手交流セミナー、2009年10月11日
-c.その他
共訳(古アイルランド語史料研究会名義)、「アダムナーン法」、『ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所
年報』XXVII 、2005年、92-116頁。
「2009年度歴史学研究会大会報告批判「小澤報告批判」」『歴史学研究』861号(2009年12月)、46-47頁。
邦訳、エリザベス・オブライエン「紀元後第一千年紀間のアイルランドにおける異教的埋葬とキリスト教的埋葬」、
『ケルティック・フォーラム』第13号(2010年10月)pp. 72-83.
吉田 祐子 YOSHIDA Yûko
1.中世イタリア 修道院史
2.「サンタンジェロ・イン・フォルミス聖堂の壁画に関する諸問題-とくに『最後の晩餐』におけるテーブル表現を中心に-」
※武蔵野美術大学大学院修士課程造形学専攻にて提出
3-a.論文
「モンテカッシーノ修道院再建にまつわる史料の考察─その記述に見る壁モザイクの特性─」『大学院研究年報』第43号
黒須 万貴子 KUROSU Makiko
1.古バビロニア時代のナディートゥムの財産相続について
2.古バビロニア時代のシッパルにおけるナディートゥムの財産処分権について
3-a.「古バビロニア時代のシッパルにおけるナディートゥムの財産処分権について」『大学院研究年報』第51号, pp. 161-175.
b.「古バビロニア時代のシッパルにおけるナディートゥムの用益権と扶養義務の関係性」(2021年3月 古代ジェンダー研究会)
橋口 龍也 HASHIGUCHI Ryuya
1.イギリス近代史、特に19世紀ロンドンの都市史
2.「ヴィクトリア朝テムズ川の堤防と都市」
◇博士前期課程
八百 史織 YAO Shiori
1.イギリス近代、日本近代、中東近代
2.近代イギリスにおけるアジア知識の収集
天野 里香 AMANO Rika
1.ドイツ中世史
2.中世後期ドイツ地域における秩序維持のあり方
相田 幸希 AIDA Kouki
1.ドイツ近代史
2.プロイセン軍におけるジェンダー ー解放戦争における女性兵士を考察の中心としてー
石塚 大梧 ISHIZUKA Daigo
1.古代オリエント史
2.ウル第3王朝における奴隷の法的地位
大竹 裕也 OOTAKE Yuuya
1.近代ドイツ史、特にプロイセンにおける軍制
2.プロイセン軍制改革における軍事条章の検討
吉田 淳一 YOSHIDA Junichi
1.西欧中世、書物史、思想史
2.11、12世紀の教会人の占星術への態度とその受容について